
夕食の支度や後片づけなど、帰宅してからもやることはいろいろあります。
洗濯物を取り込んだものの、そこから一枚ずつたたみ、決めた場所へしまうところまで
手が回らない日もありました。
特に面倒に感じていたのが、毎日使うタオル。
「このくらい、きちんとたたまなくては」
そう思いながらも、疲れている日は、取り込んだままの洗濯物を見るだけで気が重くなります。
たたまずに置いてあることが、やり残した家事のように感じられたり。
そこで、タオルのしまい方を変えてみることにしました。
タオルを使う場所の近くにカゴを置き、乾いたタオルは、たたまずにその中へ放り込むだけ。
家族にも「タオルはここから取り出してね」と伝えました。
それまで当たり前のように行っていた、
「たたむ」
「そろえる」
「決めた場所にしまう」
という作業をなくしたのです。
ほんの小さな変更ですが、これだけで洗濯物に対する気持ちがずいぶん楽になりました。
疲れて帰った日でも、タオルをカゴに入れればひとまず完了。
きれいにたためない自分を気にしたり、あとでやろうと思いながら洗濯物を眺めたりすることも減りました。
片づけや家事の方法には、「こうしなければならない」と思い込んでいることが意外とたくさんあります。
タオルはたたんでしまうもの。
収納の中はきれいにそろえるもの。
家族みんなが同じ方法で片づけるもの。
けれど、その方法が今の自分や家族に合っているとは限りません。
きれいにたたんで収納する方が使いやすい人もいれば、カゴに入れるだけの方が続けやすい人もいます。
大切なのは、一般的な「正しい方法」に合わせることではなく、
自分や家族が無理なく使えて、元に戻しやすい方法を見つけること。
もし、毎日の家事や片づけの中に「面倒だな」「なかなか続かないな」と感じることがあったら、
頑張りを増やす前に、その作業自体を減らせないか考えてみるのも一つです。
たたまなくても困らないものはないか。
使う場所の近くに置けないか。
もっと少ない動作で終わる方法はないか。
今までのやり方を少し変えるだけで、毎日の小さな負担が減ることがあります。
頑張って暮らしに自分を合わせるのではなく、自分や家族が続けられるように、暮らしの方を変えてみる。
タオルをたたむのをやめたことも、私にとっては「暮らしを自分に合わせる」小さな工夫の一つです。
]]>年齢を重ねて、毎日のお世話も少しずつ増えてきました。
ごはんを用意して、お薬を準備して……。
毎日のことなので慣れてはいるのですが、あるとき気づいたことがありました。
私、何度も行ったり来たりしているなあ。
薬を取りに行って、
必要なものを取りに行って、
また戻ってきて。
その間、愛犬には
「ちょっと待ってね」
「もう少し待ってね」
と声をかけることも。
ほんの少しのことなのですが、毎日続くと意外と負担になります。
収納をきれいにしたかったわけではありません
そこで考えたのが、
「お世話をする場所の近くに、必要なものがあったらラクなのでは?」
ということでした。
大切なのは、「何をどこにしまうのが正解か」ではなく、
「私は、いつ、どこで、どう使っているのか」
ということ。
そこで、愛犬のお世話をするときの自分の動きを見ながら、必要なものの置き場所を見直してみました。
すると、あちこちへ取りに行く回数が減って、お世話が少しスムーズに。
愛犬を待たせる時間も減りました。
変えたかったのは、収納ではなく毎日の時間
振り返ってみると、私は収納をきれいにしたかったわけではなかったんです。
減らしたかったのは、
「待ってね」と言う時間。
そして増やしたかったのは、
「お薬飲めたね!」と、愛犬に声をかけてあげられるような穏やかな時間でした。
収納を変えることは、そのための手段のひとつだったんだと思います。
「普通はこうする」より、自分の暮らしを見る
片づけというと、
「何を捨てる?」
「どんな収納用品を使う?」
「どこにしまう?」
そんなことに目が向きがちです。
もちろん、それも大切です。
でもその前に、
「ここで何をしている?」
「どんなときに面倒だと感じる?」
「何度も同じところを行ったり来たりしていない?」
そんなふうに、普段の自分の動きを見てみると、暮らしをラクにするヒントが見つかることがあります。
わが家の場合は、それが愛犬のお世話でした。
ほんの少し置き場所を変えただけ。
それでも、毎日繰り返すことだからこそ、小さな変化が積み重なっていきます。
片づけるために、暮らしがあるのではなくて。
自分や家族が少しラクに、心地よく暮らすために、片づけがある。
そんなことを、愛犬との暮らしから教えてもらった気がしています。
あなたの暮らしにも、
「これ、毎回ちょっと面倒だな」
と感じていることはありませんか?
そこに、暮らしを自分に合わせていくヒントが隠れているかもしれません。
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そんなふうに思ったことはありませんか?
SNSや雑誌で紹介されている片づけ方を試してみたり、思い切って片づけを始めてみたり。
それでも気がつくと、また元に戻ってしまう。
そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。
でも、私はそのたびに思うのです。
片づけが続かないのは、あなたの努力が足りないからではありません。
「正しい片づけ方」が、あなたに合っていないだけかもしれません
私も以前は、「この方法が一番いい」と思った片づけ方を家族にも勧めていました。
けれど、うまくいきませんでした。
「なんで戻してくれないんだろう。」
「ちゃんと片づければいいのに。」
そんな気持ちになることもありました。
でも、ライフオーガナイズという「人に合わせて暮らしを整える考え方」を学んで、気づいたことがあります。
人には、それぞれやりやすい方法があるということです。
見ただけで分かる方が安心する人
引き出しの中にしまった方が落ち着く人
細かく分類したい人
ざっくり収納の方が続く人
どれが正しい・間違っているではなく、「その人に合っているかどうか」が大切なのです。
暮らしは、一人ひとり違います
家族構成も、生活リズムも、仕事も、体力も、それぞれ違います。
だからこそ、誰かにぴったりだった片づけ方が、自分にも合うとは限りません。
「片づけられない」のではなく、
今の暮らしに、その方法が合っていないだけ。
そう考えると、少し気持ちが楽になりませんか?
「片づけること」がゴールではありません
ライフオーガナイズでは、収納用品を選ぶ前に、
「どんな暮らしをしたいのか」
「何を大切にしたいのか」
を考えるところから始めます。
片づいた部屋を目指すことももちろん大切ですが、その先にある、
・朝を少し気持ちよく迎えられること
・探し物をする時間が減ること
・家族との時間が増えること
・「今日はこれをやってみよう」と思えること
そんな毎日につながることの方が、もっと大切だと私は考えています。
「くらしあわせ」に込めた思い
屋号の「くらしあわせ」には、
「暮らしを、あなたに合わせる。」
そんな思いを込めました。
片づけることに人が合わせるのではなく、暮らしを、その人やご家族に合わせて整えていく。
それが、私が大切にしているライフオーガナイズの考え方です。
片づけには「正解」があるのではなく、その人やご家族に合った方法があります。
私は、その方法を一緒に見つけるお手伝いをしたいと思っています。
「ちゃんとしなきゃ。」
「もっと頑張らなきゃ。」
そうやって自分を責め続けるのではなく、
「この方法なら続けられそう。」
そんな小さな安心を感じてもらえたら、とてもうれしいです。
暮らしが少し整うと、不思議と心にも余裕が生まれます。
そして、その余裕が「やってみよう」という気持ちにつながることもあります。
あなたらしい暮らしを、一緒に見つけていきませんか。
「こんなことを相談してもいいのかな?」
そんな小さな悩みでも大丈夫です。
あなたの暮らしに合った方法を、一緒に考えていきましょう。
これからこのブログでは、片づけのコツだけではなく、ライフオーガナイズの考え方や、毎日の暮らしが少し楽になるヒントをお届けしていきます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
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